高島武彦 の 東京23区入門

高島武彦(たかしまたけひこ)の 東京23区入門 へようこそ!

足立区

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足立区は、東京都の特別区のひとつ。

東京都区部(東京23区)の北東部に位置し、隅田川と荒川に挟まれた千住地区と、面積の大半を占める荒川以北の地区とに分かれている。かつては陸続きだったが大正時代に荒川放水路が建設されて分断された。

足立の地名は、大化の改新(645年)後に制定された地名「武蔵国足立郡」に由来する。現在の足立区から埼玉県北部にまたがる広大な地域で、さいたま市大宮付近に中央政庁があったという。

荒川の南に位置する千住地区は、江戸時代には日光街道奥州街道の宿場町「千住宿」であり、古くから賑わっていた。現在はターミナル駅である北千住駅を中心として区内随一の繁華街となっている。比較的静かだった東口も、東京電機大学が神田から移転してきたことで活気がでてきた。荒川の北では竹ノ塚が商業の中心地となっていたが、隣の西新井駅前で大規模な再開発が行われて新しい商業施設が開業した。

 

 

 

 

江戸川区

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江戸川区(えどがわく)は、東京都の特別区のひとつ。

江戸川区は東京23区の東端に位置し、西を荒川と中川で区切られ、東は江戸川で千葉県浦安市市川市に接する。

都心部へのアクセスの良さや公園の多さから子育て世代が多いベッドタウンとして発展し、2019年には人口が70万人を超えた。合計特殊出生率中央区に次いで23区内で2番目に高い。水辺の特色ある公園が多く、古川親水公園は日本初の親水公園である[4]。また、葛西海浜公園は都内唯一のラムサール条約登録地である。

江戸川区は小松菜発祥の地としても知られる。小松川徳川吉宗の鷹狩の際に献上され、地名から小松菜と命名されたと伝わる。鹿骨を初め、花卉栽培が盛んであり、特に毎年7月に台東区入谷で開催される朝顔市に出荷される朝顔の約7割は江戸川区産である[8]。一之江や春江町では金魚養殖が盛んで、愛知県の弥富市奈良県大和郡山市とともに江戸川は金魚の三大産地として知られているが、開発が進んだ影響で今日では養殖池の多くは区外に移転している。毎年8月に行われる江戸川区花火大会(市川市と共同開催)は約14000発が篠崎公園先の河川敷で打ち上げられ、市川市側も含めると全国最大の140万人近くの観客を集めている。

 

 

 

大田区

大田区

大田区

大田区(おおたく)は、東京都の特別区のひとつ。

前身は大森区蒲田区であるが、区の政治・経済は蒲田に一極集中している。

東側は東京湾を挟んで房総半島を望み、西側は川崎市中原区幸区、南側は川崎市川崎区、北側は江東区、品川区、目黒区、世田谷区と境界を接する。 夜間人口は世田谷区の方が多いものの、都市構造が異なっており、東部の広大な埋立地と西部の丘陵部に挟まれた狭い区域での密度の濃い都市部となっている。

東京23区の中で都心から最も遠くに位置し、23区で唯一、都心15km圏に分類される(埼玉県川口市や千葉県市川市と同じ距離圏)。ただし、区役所が所在する蒲田は多摩川を挟んで神奈川県川崎市と接する交通の要地で、東京都心と神奈川県を結ぶ鉄道(JR東海道線京浜東北線浅草線と相互乗り入れする京急線など)の本数が多い。区東部には羽田空港があり、大田区の面積の約3分の1を占め、空港の所在地の地名も「大田区羽田空港○丁目」となっている。

 

 

 

練馬区

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練馬区(ねりまく)は、東京都の特別区のひとつ。

東京23区の中では最も新しく誕生した区で、板橋区の一部だった旧北豊島郡練馬町・上練馬村・中新井村・石神井村・大泉村の区域が1947年8月1日に分離して発足した。当時、広大な板橋区の区役所までの経路が遠く、著しく不便であったことが分離の要因とされている。板橋区は練馬、石神井に行政派出所(後に支所)を設けたが、行政サービスは極めて限られていたため、西武池袋線沿線を中心として生活する住民の要望にこたえる形で分離された。

練馬区は緑の多い閑静な住宅街であり、最低居住面積水準未満の世帯率は東京23区で最も低い。練馬区民の男性の平均寿命は81.2歳で全国で第5位、東京23区で第1位である。また刑法犯認知件数は、人口が60万人以上のほぼ同規模の特別区[3]の中で大田区に次いで少ない。人口は約70万人で、23区中世田谷区に次いで多い。近年は副都心線大江戸線などの開通に伴って、マンション建設ラッシュに沸いている。

東映東京撮影所に付随した東映動画が存在したことから、日本のカラー長編アニメ(又は民間アニメ)の発祥地、日本初の30分連続テレビアニメシリーズ『鉄腕アトム』(当時は「テレビまんが」と称された)を製作した、日本のアニメ産業の礎となった地である。日本一のアニメ関連企業の集積地でもある。

 

世田谷区

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世田谷区(せたがやく)は、東京都の特別区のひとつ。

7つの政令指定都市を上回る人口約94万人で、東京都区部最大の人口を有する特別区

世田谷区は、東京23区の南西部に位置し、東京特別区の中では都心からは遠い場所にあり、多摩地域では吉祥寺、埼玉県では川口市、千葉県の松戸市市川市と同じ都心15km圏である。神奈川県と接する南側には多摩川が流れ、多摩川が概ね都県境を構成する。都心から放射状に鉄道が通り、鉄道間の連絡や各駅と住宅地を結ぶようにバス路線が走る。杉並区などと接する区北部は道路網が狭隘で非常に入り組み、交通網の発達が十分とはいえない地域となっている。貧弱な道路網の一因には、農地から宅地を造る際、農道を基礎としていることも理由に挙げられる。

1990年代までは東京特別区で最大の面積であった。羽田空港用地の拡大(埋め立て)などにより、現在の最大面積は大田区である。

地形的には大部分が武蔵野台地の内、南部(多摩川の段丘上)に位置し、地形の起伏が多い。南部は多摩川に沿い、区内他地域と比べて全体的に土地が低い。多摩川の段丘の斜面の連なりを「国分寺崖線」と言い、区ではその一帯を「みどりの生命線」と呼ぶ。

区は世田谷、北沢、玉川、砧(きぬた)、烏山(からすやま)の5つの地域に分けられている。各地域に行政機構の一部として総合支所が置かれる。

渋谷区から神奈川県にかけて国道246号(通称玉川通り)が東西を横断、都道環八通りが南北に縦断。これら主要道路の内側を網の目のようにバス路線が設定されている。段差の少ないノンステップバスを多く導入するなど、公共交通の確保と高齢化対策を図っている。郵便番号(上3桁)は154・155・156・157・158。